
(写真はホンジュラスの首都、テグシガルパ市の中心部にある教会。ほかのスペインの植民地だった国々とおなじように、ここホンジュラスのテグシガルパ市も、教会と広場、市役所を中心にまちが広がっています)
ODAとはOfficial Development Assistanceの頭文字で、先進国の政府が途上国の発展を助けるためにおこなう援助のことをさす言葉です。日本以外にも、たとえばお隣の韓国や合衆国も世界のいろんな国々にたいして援助を行っています。かくいう日本も第二次大戦後の復興期、先進国(というか戦勝国)から借金をして、その資金で東名高速や東海道新幹線、黒部ダムなどのインフラを整備した経験があります。
日本のODAについては、「ダムや橋梁などの建設で日本企業が得をしている」という批判がマスコミによってさかんに報道されています。また「現地の文化や環境を考慮していない」という批判も、NGOを中心にさかんに主張されています。
そんな報道を受けた政府は、自分たちのやっていることが批判にさらされる理由は、正しい情報が伝わっていないからだというふうに考え(たかどうかは定かではありませんが、ともかく)、「実際に国民のなかから希望者をつのって、ODAの現場を公開すれば、ODAにたいする偏見や批判もなくなるであろう」と考え(たかどうかは定かではありませんが)、平成11年から「ODA民間モニター」制度を始めました。これまでに28カ国に704名の日本国民を送り込んだそうです。
今回たまたま新聞の広告でこの募集を知ったのがこのわたしです。わたしはべつにふだんから国際問題に関心が高かったわけではなく、『当選すれば海外旅行に行けるから』というしごくいい加減な理由で申し込んだのが当選してしまったというだけですので、今回のODA民間モニターという制度自体にかんしても、ある種さめた目線を持っています。
マスコミやNGOが煽動する「ODAの汚点」にももっともな点があるのは確かだと思います。しかし実際に現場に行き、実地で働いてる日本人の方や援助を受けている側の人を見たことによって、ODAに対する印象が変わった(すこし良くなった)こともたしかです。
このブログでは、マスコミやNGOのおこなうODA批判と、わたしが実際にODAの現場をみた中で得たODAのいいところ、この2つを行ったり来たりしながら、ODAの現状についていろいろ述べたいとおもっています。
また、日本ではあまり知られていないホンジュラスの文化や歴史、見どころなどについても随時紹介していきたいと思います。
